調神社 豆知識
正式名称は、調(つき)神社といい、社伝によると、紀元前159年に設立とされる歴史のある神社です。地元では「つきのみや」と呼ばれ愛されています。
鳥居がなく、狛犬(コマイヌ)ではなくなんと狛兎(コマウサギ)が置かれていることで、有名です。セキモトのうさぎサブレーは、この狛兎(コマウサギ)と同じなんです。
鳥居がないのは、「調宮縁起」によると、伊勢神宮へ納める貢(調)物(みつぎもの)の初穂を納めた倉庫群の中に造営されたために、貢物の搬出入の妨げになるという理由で、鳥居が無いと伝えられています。また、調(つき)の名が、月と同じ読みであることから、月の動物といわれる兎が神さまの使いとされ、江戸時代には月読社とも呼ばれていたようで、神社内には、今も狛兎をはじめ、兎の石像や社殿に飾られた兎の彫物、兎の絵馬などいたるところで、兎を見つけることができます。 |